デイサービスの介護の楽しさ
超高齢社会に突入した日本においては介護業界に求められる役割はますます増えており、需要の増加に伴って介護スタッフを目指したり働く人も増えているのです。デイサービスは介護が必要な高齢者が在宅生活を継続するために大切な役割を担っているサービスであり、そこで働く介護スタッフの楽しさは色々な利用者とのレクレーションやリハビリ、食事や入浴介助などを通じてさまざまな体験を共有したり支援を行えることにあります。
デイサービスは食事や入浴、レクレーションやリハビリなどを目的に日中事業所に通ってサービスを受ける場所であり、運営している母体によってさまざまな特徴を出せるサービスでもあります。自宅にこもりきりになりがちな要介護者は、サービスを利用するために外出し、多くの人と触れ合って会話やさまざまな活動を行う事で日常生活が活性化されるメリットがあるのです。利用開始時には慣れなかった利用者が、支援を継続して行う中で少しずつ意欲を持って来所するようになった時の喜びは格別のものになります。
デイサービスで働く介護スタッフが感じる仕事の喜び
デイサービスには、自立度が高く介護があまり必要ではない高齢者の方が来られます。元気な方も多く、おしゃべりやレクリエーションなどをしながら、利用者さんが楽しめるように工夫することが介護スタッフには求められます。
デイサービスで働く介護スタッフにとって、利用者さんの「ありがとう。」という声や、笑顔は一番の喜びです。介護スタッフは、利用者さんが何に困っていて、何を必要としているかを読み取るスキルが求められます。いつもと異なる様子や言動がないかを細かくチェックしないと、気が付くことができない変化もあります。そのような利用者さんのニーズに気が付いて対処することができ、更に感謝してもらえたら、とてもやりがいを感じます。
また、利用者さんだけでなく普段家庭で介護をしている家族の方の支えになれることも介護スタッフの喜びの一つです。核家族化や少子化によって家族介護は限界と言われています。家族の介護を支え「いつもありがとう。」と言ってもらえることも仕事に対するモチベーションをあげてくれます。